現在の閲覧者数:

2011年03月23日

40年の繰り延べ

 以前、「国民年金の保険料は猶予せずに払った方が得だ」とここの記事で語りましたが、よくよく考えると猶予した方が得だという結論に達しました。どういうことかと言いますと・・・

 国民年金は40年間保険料を払うと老齢基礎年金が満額受け取れます。40年間とはつまり20歳から60歳までずっと、ということです。
 もし学生時代に保険料を猶予すると、その期間は保険料を支払っていないということになるので満額を受け取ることは出来ません。たとえば大学2年から大学院修士までの5年間猶予すると35年保険料を払うことになるので、将来受け取る年金は満額の35/40倍になります。

 これを救済するためにいくつかの方法があります。一つは社会人になってから「追納」する方法。しかし、これだと学生時代から支払うまでの利子を加算して保険料を支払わなければいけないのでそれなりに損をします。これをするぐらいなら猶予しないべきです。
 しかし、他にもまだ救済策があります。それは・・・・・・
 「国民年金任意加入制度」です。20歳から順調に保険料を払っていれば60歳で納め終わります。しかし、保険料の受給資格がない人・保険料を未だ満額支払っていない人は60歳以降も保険料を納付し続けることが出来ます。これを利用するとどうなるかというと・・・・・・

・猶予しない場合
 20歳から60歳まで払い続ける
・猶予する場合
 25歳から65歳まで払い続ける

どちらが得かと言うと、猶予する場合の方が初めの5年分の保険料の支払いを40年間遅らせることが出来るので、猶予する方が得になります。40年後の90万円より今の90万円の方が価値がありますよね?今の90万円を銀行にでも預けておけば利子で増えますから。
 しかし、今払うメリットも
・付加年金を納付できる
・前納による割引が受けられる
・40年後の保険料は今の保険料より高い
 などがあります。
 しかし、現在の長期国債のおおよその利率1%で現在価値に還元して比較してみると、何歳まで生きていたとしても猶予する場合が得です。0.5%だと76歳ぐらいが損益分岐点になりそうですが。
 さらに、これに年金を受給するまでに死亡すること、起こりうるインフレ、年金制度の破綻等のリスクを考慮すると猶予すべきだと思います。
 というわけで、国民年金保険料は学生時代は猶予して60歳から任意加入しましょう!!

 そう思い立って、今日区役所に23年度保険料について猶予の申請をしに行ったら「23年度分の受付は23年4月から24年4月までです」とのことで出来ませんでした。逆に言えば22年度分もまだまだ申請出来るみたいです。猶予申請をしないと「滞納」ということになってあまりよくないので、ちゃんと申請しましょう♪
posted by miya at 21:38| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。